アレルギーと虫歯菌の関係性

子供のアレルギーと虫歯菌の関係性は、まだ完全に解明されているわけではありませんが、最近の研究では、親の唾液と接触することで、子供のアレルギー疾患の発症リスクが低下する可能性があるという報告があります。

親の唾液には、口腔内細菌が含まれており、その中には虫歯菌も含まれています。口腔内細菌は、子供の免疫システムの成熟に影響を与えると考えられています。

一方で、親から子供に虫歯菌が感染することで、子供が虫歯になりやすくなることも知られています2。虫歯菌は、糖質を酸に変えて歯を溶かし、虫歯を引き起こします。

したがって、親から子供への唾液接触は、アレルギー予防と虫歯予防の両方を考慮する必要があります。現時点では、唾液接触を推奨することはできませんが、唾液接触のタイミングや口腔内細菌と免疫について、さらなる研究が必要です。

うちの子は現在小学生でアトピー性皮膚炎なんですが、唾液接触を極端に避けてきたことも原因なのかと考えると、虫歯を選ぶかアレルギーを選ぶのかという究極の選択になりますね。

（どっちもないのが幸せなんでしょうけど）

迅速に研究が進む事を祈ります。