チビおっさんの日記

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四十肩と棘上筋の関係について

棘上筋は、肩を外転(真横に腕をあげる)する働きがありますが、肩甲骨の肩峰や烏口鎖骨靭帯などの狭いところを通っているため、挟まれて痛めやすいです。詳しい場所は検索してみてください。


棘上筋は、肩甲上腕関節の下方の固定性と上腕骨の「転がり」「滑り」を担っており、肩関節の安定性に重要な役割を果たしています。


棘上筋が弱くなったり、硬くなってしまうと、肩関節の動きが制限され、インピンジメント症候群や腱板断裂などの症状を引き起こすことがあります。


四十肩・五十肩は、棘上筋と三角筋の連携がうまくいっていないことが原因の一つにあります。

肩を上げる時に、棘上筋が上腕骨を関節窩に引き寄せることで、肩を上げる準備が整います。


棘上筋のストレッチやトレーニングは、肩の柔軟性や筋力を高め、四十肩・五十肩の予防や改善に効果的です。

背中で腕を組んだり、合掌したり、握手したりする動作が棘上筋のストレッチになります。セラバンドやダンベルを使って、肩を外旋させた状態で腕を上げるトレーニングが棘上筋の強化になります。