口臭改善に!
口臭改善するには、歯磨きや舌磨きが必要ということはよく聞きますが、それ以外に唾液の量を増やす事も大事です。今回はこの唾液を増やす方法を紹介します。
唾液は口の中の健康や消化に重要な役割を果たしていますが、加齢やストレス、薬の副作用などで減少することがあります。
唾液の減少は味覚障害や口臭、虫歯や歯周病の原因にもなります。唾液を増やすには、以下のような方法が有効です。
舌ベロの運動をする。舌を前後左右に動かしたり、舌先で前歯の表側をなぞったりすることで、唾液腺を刺激して唾液の分泌を促します。
水分補給をこまめにする。唾液の元となるのは水分です。水分補給をこまめに摂り、唾液分泌をスムーズにしてあげましょう。水分補給は1日1~1.2Lが目安です。ただし、烏龍茶や緑茶などに含まれるポリフェノールは、飲み過ぎると唾液分泌が抑制されてしまうので注意しましょう。
だし昆布を口の中に入れる。だし昆布に含まれるグルタミン酸やミネラルが唾液腺を刺激して唾液の分泌を増やします。だし昆布は小さく切って、食事の合間や就寝前に口に入れておくと良いでしょう。
ガムを噛む。ガムを噛むことであごを大きく動かし、唾液腺が刺激され唾液の分泌が促進されます。噛めば噛むほど、唾液が分泌されるわけです。唾液の分泌が足りないせいで、歯の健康はすでに危険な状態にあります。そこへ多量の砂糖を口に入れてしまうと、問題が悪化する可能性があります。唾液の分泌に問題がある人は、無糖のガムを噛むのが良いでしょう。
声を出す。話すことや歌うことで、口の中の筋肉が動き、唾液の分泌が促されます。友人や家族と会話を楽しんだり、カラオケに行ったりして、心の潤いにもつなげましょう。
咀嚼回数を増やす。よく噛んで食べると、刺激されて唾液の分泌量が増えます。ひと口20~30回、ゆっくりかむのを目標にしましょう。硬めの食材を多めに食べるようにするとさらに効果的です。背筋を伸ばして顎を引いて飲み込むと、首の筋肉が鍛えられてシワ予防にもなります。また、かむと脳の刺激になって認知症予防が期待できます。
是非試してみてください