チビおっさんの日記

誰かの健康と子育てに役立ててもらえれば幸いです。

腰痛にお悩みの方(重労働編)

重労働とは、重い物を持ち上げたり、長時間同じ姿勢で作業したりすることで、身体に大きな負担がかかる仕事のことです。重労働は、腰にとっては非常に危険な状態です。腰は、身体の重心を支える役割を果たしていますが、重労働によって腰の筋肉や骨が傷ついたり、椎間板がすり減ったりすることがあります。

重労働で腰痛を引き起こす原因は、大きく分けて以下の2つです。

 

外傷性の原因:重い物を持ち上げる際に腰をひねったり、転倒したりすることで、腰に急激な力が加わり、筋肉や神経などが損傷することです。この場合は、腰痛が突然発生し、激しい痛みを感じることが多いです。


非外傷性の原因:重い物を持ち上げる回数や時間が多かったり、同じ姿勢で作業を続けたりすることで、腰に徐々に負荷がかかり、筋肉や骨などが疲労や変形することです。この場合は、腰痛が徐々に発生し、鈍い痛みを感じることが多いです。


重労働で腰痛を予防するためには、以下のような対策が有効です。

 

重い物を持ち上げる際は、正しい姿勢と方法を意識する。背筋を伸ばし、膝を曲げて腰を下ろし、両手でしっかりと抱える。力む時は呼吸を整えて行う。


重い物を持ち上げる回数や時間を減らす。必要以上に重い物を持たない。リフターや台車などの補助具を使う。作業中に休憩やストレッチを取る。


同じ姿勢で作業しない。作業台や椅子の高さや距離を調整する。作業姿勢や作業内容を変える。立ち仕事の場合は片足置き台やクッション性のあるマットなどを使う。


身体を温める。冷房や冷え性に注意する。ショウガやニンニクなど身体を温める食材を摂る。入浴時は湯船に浸かる。


有酸素運動やストレッチなどセルフケアを行う。ウォーキングやエアロバイクなど全身運動を週に3回以上行う。腰周りの筋肉をほぐすストレッチも行う。


以上のような対策を実践することで、重労働での腰痛を改善することができます。もし腰痛がひどくなったり、長期間続いたりした場合は、医療機関を受診することをおすすめします。